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総合職インタビュー 不動産分野でのグローバルビジネスの発展を牽引する。

総合職インタビュー 不動産分野でのグローバルビジネスの発展を牽引する。

松村 将史

アセットファイナンス部 副調査役 /
2010年入行 / 経済学研究科修了

小学生の頃、野球の日本代表になり北米に飛んだ頃から海外への憧憬が芽生えた。就職活動ではその思いがさらに強まり、DBJのグローバルに働く行員との出会いにより、自身が目指すべきロールモデルを見出したことで入行。明晰な頭脳と相手を慮る温かさに、人間としてのスケールの大きさを感じたという。

環境・社会への配慮がなされた不動産を評価する、「DBJ Green Building認証」制度

自然環境との共存などの視点も含め不動産価値を再評価

人口が減少する現代にあっては、建築物のスクラップ&ビルドだけではなく、経済的・財政的観点から、設備などを更新しながら長期的に利用することが重要になる。本制度は、対象物件の環境負荷軽減(省エネ性能など)や安全性(防災性能やセキュリティなど)、快適性、地域コミュニティへの配慮など、環境・社会への配慮がなされた不動産の価値を可視化する取り組み。認証を取得すると、不動産価格や賃料の上昇が期待される。

学生時代の想いが確信に。

入行後3年間は、企業戦略部で国内外のM&Aアドバイザリー業務に携わっていました。同部では対外交渉にあたる先輩行員の下で、業界分析、ストラクチャー検討、企業価値算定、各種デューデリジェンスなどを担当し、案件のクロージングが近づくと徹夜が続くこともよくありましたが、野球で培った「意地」のようなものを支えに乗り切り、充実した日々を過ごしていました。最も印象的な案件は日本企業によるアジア企業の買収案件です。「買収」と言うと一方的な印象を受けますが、潤沢な資金や優れた技術を持つ日本企業と、成長する市場を取り込んでいるアジア企業の両社が手を組みお互いを補完することで、両社の成長を目指すという双方向の取り組みでした。これにより現地に新たな工場が建設され、雇用が生まれ、より品質の高い製品が市場に流通するということを目の当たりにできたことが、学生時代から志向していたグローバルビジネスへの関心を一層強めるきっかけとなりました。

より顧客と近い距離でリレーション構築や対外交渉の経験を積みたいという気持ちからRM部への異動を希望し、その後2年間、都市開発部でデベロッパー、REITへの投融資業務、DBJ Green Building認証の担当者として望んでいた業務に取り組み、若くして責任とチャンスを与えられる環境に身を置くことができました。アベノミクスによる不動産市況の活性化を背景に多数のファイナンス機会にも恵まれ、様々な経験をすることができましたが、その中でも、大規模な再開発を計画するデベロッパーへの不動産ノンリコースファイナンス(※)を活用した資金調達の提案がその後のキャリアに大きな影響を与えたと感じています。バランスシートに用地を保持したまま再開発を進めると、賃貸事業収入が減少する一方、資金調達により負債が増加しますが、外部に設立したSPCに対する当行からの投融資により同用地を取得し、開発を進め、竣工、稼働後にデベロッパーに買い戻してもらうことで、財務状態を悪化させず再開発を実現することができるという提案でした。様々な要因から実現には至らず悔しい思いをしましたが、担当者の知識や経験がより結果につながるアセットファイナンスの分野に強い興味を持ち始めていました。

※ノンリコースファイナンス:投融資対象の不動産に対して、親会社の保証に依存することなく、そこから得られる賃料や不動産価値のみを返済原資とするファイナンス。

米国の巨大な不動産市場に挑む。
将来は、グローバルに活躍したい。

その後、アセットファイナンス部に異動し国内外不動産への不動産ノンリコースファイナンスによる投融資に取り組んでいます。具体例として、国内主要都市に所在するオフィスビルへの投資案件が挙げられます。投資実行後は物件のバリューアップを図るべく、ESGにも配慮し、DBJ Green Building認証の取得を目指したリノベーションを行うため、内外装やエントランスのデザイン、設備更新、省エネ性能向上策など、運用方針の検討を主導しています。金融機関で働きながら不動産オーナーとして事業に関われるということを入行前は想像していませんでしたが、不動産のみを所有するSPCではあるものの、ある意味一つ会社を運営するようなものであり、不動産だけでなく、財務、会計、税務の知見、対内外の調整、交渉力など、これまで培った持てる知識や経験を総導入して取り組む楽しさを日々感じています。

昨年からは、念願が叶い米国個別不動産への投融資の担当者になり、これまで複数の案件を実行することができました。学生時代からグローバルビジネスに携わりたいと思っていたものの、ここに来るまで海外案件に関わったことは数度しかなく歯痒い思いをしてきましたが、目の前の仕事に打ち込んだ積み重ねが、いまにつながったと強く実感しています。今後は、不動産分野での経験を基盤として、留学や海外駐在も経験し、当行のグローバルビジネスの発展を牽引できる人財になるべく、これまで以上に楽しみながら業務に取り組んでいきたいと考えています。

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