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キャリアストーリー 省庁への派遣、海外留学、資金調達、企画部門を経て再び投融資のフロントに。多彩なキャリアで射程に収めるのは、公と民のハイブリッドな金融機関としてのDBJ。

キャリアストーリー 省庁への派遣、海外留学、資金調達、
企画部門を経て再び投融資のフロントに。
多彩なキャリアで射程に収めるのは、
公と民のハイブリッドな
金融機関としてのDBJ。

鈴木 章弘

企業金融第3部 課長 / 1999年入行 /
経済学部卒

金融のグランドデザインを描く仕事と、事業としての金融を推進する仕事の両方を経験してきた。現在は営業部門の課長として「事業としての金融」の現場で、顧客のファイナンスニーズに対応することに力を尽くしている。リアルなビジネスの渦中にいながら、あるべき金融の姿を見失わないのは、かつて描いたグランドデザインもまた、実現すべき課題として眼前にあるからだろう。

1年目~7年目

本店営業部門から省庁への派遣、そして支店での営業から海外留学。
DBJの内と外との往復で視野とネットワークが広がった。

顧客営業(RM※)の現場を経て、省庁への出向(主として調査業務を担当)、そして関西支店での融資・債権管理業務など、異なる環境のもとで、異なる役割を負って仕事に取り組めたのは非常に良かった。ひと通りDBJの仕事を経験し、実務上の知見が蓄積できたところで、知識の棚卸しをしつつ、バンカーとしてレベルアップを図るため、フランスのINSEAD(インシアード・欧州経営大学院)に留学できたのも、得難い経験となっている。

※Relationship Managementの略

8年目~

留学を終え帰国。財務部に配属された。DBJへの留学土産は……?

留学を通じて世界のレベル感を知り、良い刺激を受けたところで帰国。そこで配属されたのは財務部での資金調達業務。バランスシート(企業の資産<資金の運用と調達>の状況を表すもの)で言えば、ずっと左側(運用側)を担当してきたが、ようやく希望していた右側(調達側)の仕事に投入された。上司にも恵まれ、資金調達の手法としてのMTN(Medium Term Note)、デリバティブのリスク管理手法としてのCSA(Credit Support Annex)など、留学で学んだ知識をDBJに導入していくというエポックメイキングな仕事ができたと思う。

13年目

業務企画部。政府の成長戦略に呼応すべく
DBJの新たな事業の枠組みの設計に奔走した。

業務企画部の仕事は「省庁RM」的な側面もあるため、カウンターパートで出向当時に知遇を得た方が多くいたことは実に心強かった。リーマンショックで投資銀行業務の限界が垣間見え、東日本大震災で現代社会の脆弱性があらわになって、その結果、DBJを取り巻く環境も一変した。我々に何ができるのか、おそらくDBJに必要とされているのは、日本経済に対する新しいアプローチだと思ったが、それを模索する日々が続いた。リーマンショック後の激動する世界経済の中で、「政府の政策を後追いするだけでは遅い。政府のやろうとしていることの一歩先、政府の政策との関連性も視野に入れつつDBJならではの独自色も出して」という問題意識のもと、「競争力強化ファンド」の企画・設立に携わった。この取り組みは社会からも一定の評価を受け、2015年のDBJ法改正に際し、現在の「特定投資業務」へ受け継がれている。

16年目~現在

企業金融第3部 課長
民営化を見据えつつ、公益性と収益性の両立を目指す。

現在所属する企業金融第3部は、小売・食品業界、物流業界、商社業界などを担当する部門である。私は商社業界の課長として、大手総合商社をはじめ、専門商社、海外商社など、約60の取引先を担当している。近年、総合商社はトレーディングに加え事業投資にも力を入れており、大型の事業投資へ取り組む際には自社だけではなく、外部の共同投資家を必要とすることも多い。このような状況でDBJのリスクマネー供給機能への期待値は高い。総合商社だけにビジネスの領域は多岐にわたる。例えば総合商社がスポンサーとなって手掛ける船舶案件やエネルギー案件、不動産案件なども私のラインで担当しており、その都度、該当業種を担当する部署や先進的な金融手法を扱う専門部署との協力を得て業務を推進していく。私には、行内の関係者をチームアップして顧客のニーズに対応していく、いわばプロジェクトマネージャー的な役割が求められる。
複雑化そして多様化するプロジェクトに対応していくことは簡単ではない。しかし私はそこにDBJが新しいことに挑戦していく中で様々なノウハウを蓄積して、金融機関として社会に新たな付加価値を提供していく契機があると思っている。そして、私が担当する商社業界だけでなく、DBJとして様々な業界と新しいビジネスにともに取り組んでいく中で、日本経済の成長を創り出すという公益性の高い役割も果たしつつ、自らの収益性を高めていくための未来へつながるマイルストーンを見出している。

これまでのキャリアを振り返って

金融はもともと公共性の高い産業である。DBJはそこに政府という色も強く入っている機関。そうである以上、政府の経済政策における意向も汲んで運営していかなくてはならない。それは厳然たる事実。ただ、目まぐるしく環境が変化するこの時代、「政府の意向を汲む」ことを理由に「待ち」の姿勢をとることは許されない。むしろ時代が金融機関に求める役割を、率先して提示し実践していくことが求められるのではないだろうか。
だからこそ私は、公でもあり民でもある本当にハイブリッドな金融機関をDBJは目指すべきだと考える。これまでの私のキャリアを振り返る時、念頭に浮かぶのはこのことだ。その意味で、DBJの業務の柱の一つでもある「特定投資業務」の源流にかかわることができたことに、自負と責任を強く感じている。

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